白昼の死角

白昼の死角という高木彬光氏の小説があるのですが、今回のネムの騒動に通じるものがあるなぁ、と思っているところではあります。

詳細は小説を読んでいただければと思いますが、その小説はある天才が法律の盲点(死角)をついて経済犯罪を犯していくというものです。

その中で、手形を盗む(パクる)場面があるのですが、手形を盗むのは大きな問題ではなく、それを現金化するのが困難であり、一番捕まりやすいといったことを言っています。

小説においてはそこで善意の第三者(裏でつながっているので善意ではない)を登場させるのですが、今回の件もいかにそういった存在を登場させるかがポイント、といいますか勝負所といった感じになりそうです。

理論上、仮想通貨はすべての取引がインターネット上で閲覧可能ですので、盗んだ先から他の誰かにネムが移動ということになればすぐにわかるはずです。そこから犯人が分かるのではないか?と思っています。

ただ、このあたりはよくわからないのですが、そのほかに換金方法があるのかどうかといったところです。あとは、盗んだネムが入っているウォレットを売ってしまうと法律的にどうなるのか、といったところが疑問ではあります。盗んだ側もそこまで考えてやっているのではないかと思われるので、疑わしきは罰するといった感じで対応する必要が出てくるかもしれません。もちろん、法学的に問題があることは重々承知したうえでの発言ではありますが・・・

もし、今回の問題がしっかりと解決するのであれば、仮想通貨に対する信頼はある程度高まるのではないかと思っています。盗むことが出来なくなるわけですからね。

コメントは受け付けていません。